■目的を決め分散投資することが賢い退職金の運用


退職金の運用を考えるにあたりライフプランの一環としてとらえることが重要です。賢い退職金運用のポイントは「目的別に資金を分ける」ことです。使い方の決まっているものと決まっていないもの、すぐ使うものと当分使わないものなどに分けることが大切です。まず、使い道によって分別して管理し、同時に、分散投資をすることも大切です。

お金の使い道により「生活費を補う資金」、「楽しみのための資金」、「予備資金」の3つに分けて管理すると、家計の運営がしやすくなります。次にお金の使い道、金利動向、リスク分散を考えてポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)を組みます。これにより「流動性商品」、「確実性商品」、「利殖性商品」などの商品性、運用期間の長短、分散投資の内容が決まります。

ポートフォリオは退職金だけでなく、自分の保有する貯蓄全体で考えます。さまざまな商品を資金にバランスよく配分することが、退職金運用のポイントでしょう。分散には、「資産の分散」と「時間の分散」があります。「資産の分散」は、特徴の違ういくつかの資産に分散することで、全体として変動の幅を抑えられる可能性があります。「時間の分散」は、購入時期を分けることによって、購入単価を平均化することができます。

当面使う予定のない資金は、一時払いの終身保険に加入しておくと有利です。解約返戻金は加入から1〜3年間は下回りますが、それから先は支払い総額を上回り、利回りもほとんどのものが定期預金金利を大きく上回ります。また、死亡保険金額は支払額の概ね1.1倍〜1.2倍程度になりますので、有利で確実に奥様の生活資金確保ができます。

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