■退職金の有効な運用のためのポートフォリオの作成


退職金の運用には、ポートフォリオの作成も重要でしょう。資産運用における「ポートフォリオ」といえば、安全性、収益性、流動性というものをキーワードに、資産の分散を考えるものですが、退職金の運用に関わるライフプランを考える際は、いきなり商品特性の分類によるポートフォリオを考えるのではなく、まずは手持ちの資産を(1)楽しむお金、(2)育てるお金、(3)守るお金の3つに分けて考えるステップを踏むことです。

ポートフォリオとは、自分の“リスク許容度”に合わせた資産配分表です。現在の資産の健康診断を行い、どういった治療が必要かを判断するためのカルテといえるでしょう。ポートフォリオを作成することによって、正確な資産の把握ができ、正確な資産運用が始まる、と考えるべきでしょう。

自身のライフプランに照らし合わせ、お金に目的を持たせていくわけです。目的別の割合が見えてくると、必然的にそれに見合った形で、どんな金融商品でどのくらいの金額を運用するのか、つまり金融商品のポートフォリオも見えてくるものです。

要は、資産の組み合わせから、ポートフォリオを作成することです。これには、まず、お金をいつ、何に使うのかで整理します。すると、それぞれのお金の性格が見えてきます。また、お金はその性格により、例えば「ゆとり資金」「いつでも使える資金」「ためる資金」に分けて考えることができます。このお金の性格に合わせて、複数の金融商品を上手に運用するのが、ポートフォリオ運用のコツです。

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