■退職金の計算方法


退職金の計算方法は、会社ごとで違いますが、通常は基本給を基準に退職金を算出することにしているところが多いものです。退職金の計算方法は就業規則、または退職金規程に詳しく掲載されているので、退職時に確認するとよいでしょう。基本給を基準とした退職金の計算方法は、次のような計算式が一般的です。退職時の基本給×勤続年数に応じた係数×退職理由ごとの係数。

このうち、勤続年数に応じた係数と、退職理由ごとでの係数は、会社ごとで異なるため、ここが一番確認すべきポイントとなります。特に、勤続年数による係数は、会社の業績、景気の動向によっても左右され、定期的に見直しを行っている場合もあり、係数の変動にも注意する必要があります。また、勤続年数が10年を超えた場合、25年を超えた場合など、年数によって急激に係数が変わるように設定されている場合もあります。このように、係数の設定の仕方、変動もよく確かめておきましょう。

これ以外、退職金の計算方法として、ポイント制退職金を導入している会社もあります。これは、勤続年数、役職等に応じて、年度ごとにポイントを積み立て、退職時に累積ポイント数に応じた退職金を算定する、という方法です。仕事の内容や実績が退職金に反映されやすいのですが、計算が煩雑になり、会社に事務的な負担がかかります。退職時にはポイントに応じた額を良く確かめる必要があります。

金額テーブル方式というものもあります。これは、勤続年数に応じて金額を定める方法で、基本給は計算に入れません。勤続年数に応じた退職金額の一覧表で金額を表すことができます。これが金額が一番分かりやすいことになりますが、仕事の内容や実績などが退職金に反映されにくいという欠点があります。勤続年数ごとでの金額の上昇率などを良く確かめる必要があります。

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